今月の言葉は
 「“ありがとう”という
  日本語に ありがとう」
          山本 孝弘
です。

10月になりました。
すっかり秋めいてきましたね。
日が落ちるのが早くなってきております。
夕方の移動は十分に気をつけましょう。

さて、今月の言葉です。

感謝の気持ちを伝えるときに使う
「ありがとう」の由来は「有り難し」、
有ることが難しいことからです。

そして「ありがとう」の反対は「当たり前」。
普段、私達の周りにあふれている「当たり前」が
実はとても「有り難い」ことなのです。

仏教では「諸行無常」と言い、何一つとして
同じものはなく日常に起こることすべてを
「有り難し」と捉えます。

山本氏は
「そんな「有り難し」を「感謝」という
意味を持つ「ありがとう」という日本語に
した先人の崇高な感性に感謝したい。」と
おっしゃっています。

無くしてから気が付くことが多い「有り難し」を
「ありがとう」と口にするたびに、
意識し、感謝できたら素敵ですね。